ぎきょく

吉岡克眞/ソノ先に在る、あるいは居るモノへ
分類:演劇
作家名:吉岡克眞
作品名:ソノ先に在る、あるいは居るモノへ
上演年:2018
作品概要:第1話 高校生の娘たちがいる3人の母親たち。いつもの時間、いつもの喫茶店に集まりお喋りに花を咲かせていると、そのうちの1人が突然とある提案をした。「私が死んだら必ず葬儀に参列することを契約しなさい」第2話 夜の森。黙々と、時にキャンプにでも来た若者のように騒ぎながら『穴』を掘り続ける軽装の女2人、男1人。そして傍らの台車には死体が1つ。「死にたくないなら殺すしかないじゃない」第3話 ふと湧いた出来心で他人になりすましてしまった女は『自分』を失ってしまう。失った『自分』の中には妻であることも含まれており、夫は淡々と彼女に告げる。「あなたは誰ですか? 妻でしたらもうおりますが」第4話 街中で呼び止めた男に『神の使い』だと名乗る二人の女。最初は信用していなかった男だったが、思い当たることもあり徐々に信じていく。「神様を助けてください。あなたにはその義務があります」
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