ぎきょく

原田裕史/とりはだ
分類:演劇
作家名:原田裕史
作品名:とりはだ
上演年:2005
作品概要:室町時代からある、後妻をもらった男のもとに先妻があだうちにいく習俗、『うわなり打ち』をベースに、『鬼』を描いた伝奇作品。うわなりうちで、嫉妬の炎をもやした女、吉良は小さな傷がもとで角が生えてくる。鬼となった吉良は村を去るが、20年を経て帰ってくる。村の若者を通じて子種を得るために。吉良は子どもを産むが、鬼となった吉良の存在におびえた村人は鬼退治を猟師に頼む。また、鬼の子を見せ物にしようと企む男も現れ、鬼を巡って人々は混乱する。やがて、子どもを抱えて吉良はまた山に戻って行く。
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