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ぎきょく

はせひろいち/アインシュタインショック

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分類:演劇

作家名:はせひろいち

作品名:アインシュタインショック

上演年:2007

作品概要:アインシュタイン研究の第一人者である金子務氏による、昭和の名著「アインシュタイン・ショック」を下敷きに、大正期の科学ブームと民衆の意識に迫った意欲作。1922年(大正11年)の11月17日に日本の土を踏み、12月29日までの43日間日本に滞在したアインシュタイン。当時43歳だった彼は、まさに日本へ向かう船上でノーベル物理学賞受賞の知らせを受けた。ナチス政権から市民権を剥奪され、首に賞金を掛けられ、アメリカに移住する10年以上も前の話。舞台は、大きな黒板に描かれた「E=MC2」の文字がある、京都帝国大学の学生控え室。東京、仙台、名古屋で一般講義を無難にこなたア博士が、今まさに京都入りしようとしている数日を切り取り、博士の通訳を勤める「恋する物理学者」石原純、西田幾多郎の一番弟子でもある田辺元、さらには東京から駆け付けた寺田虎彦ら、実在した当時の科学者、文化人も登場する知的なフィクションです。

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