ぎきょく

泊篤志/大砲の家族
分類:演劇
作家名:泊篤志
作品名:大砲の家族
上演年:2013
作品概要:海峡を挟んで、200年間戦争状態にある2国、タナビテとユナゴル。聖域の所有権をめぐって、またどちらの神が真実かをめぐって、長い間小競り合いが続いていた。タナビテの山腹にある街には「大砲」が設置され、その照準は常に隣国ユナゴルへ向いていた。そんな時、大砲が設置されている「大砲団地」にユナゴルからの亡命者たちがやってきて、大砲を管理している一家と奇妙な共同生活が始まる。9.11アメリカ同時多発テロ事件を引き金に書かれ、2003年に北九州芸術劇場プロデュース公演第一弾として上演された『大砲の家』を、2013年に劇団公演用に大幅にリメイクした本作。「家族」という小さな共同体に焦点を当てながら、「争い」の根底にあるものをあぶり出していく。
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