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2024.03.29
EPAD事業実績
EPADの事業実績・報告書をご案内しています 〈2023年度実績〉報告書はこちらよりご覧頂けます。 概要 一般社団法人EPADは2023年度(文化庁令和4年度補正予算 文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業(アートキャラバン2))、以下の事業を2024年1月31
2021.04.17
今井浩一(ライター)/ 文学座『ぬけがら』
文学座のレパートリーは別役実から始まる不条理劇の系譜がある。名古屋を拠点に活動する劇作家・佃典彦の戯曲を松本祐子が演出した。ヌラクラと優柔不断家に生きてきた息子と、“脱皮”を繰り返して若返っていく父親の物語。老いた父親は認知症のようだったが、その姿が若返るたびに息子は父親がどんなふうに生きてきたかを
2021.02.18
西 加奈子(小説家)/ハイバイ『夫婦』
人間って愚かで、だからこそ愛すべき存在だ。そんな風に私たちを慰めてくれる作品はたくさんある。でも、岩井秀人さんの作品は、「愚かさ」が、ハイライトになっていない。そんなこと言うまでもなく、大前提のことだから。「ふうふ」は、「人間がどんな風に愚かなことをするか」、ではなく、「当たり前に愚かであるところの