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読みもの

2021.02.18
笠井 信輔(フリーアナウンサー)/帝劇ミュージカル『ラ・マンチャの男』
40年前、演劇業界の伯父から「面白い芝居があるから友達誘ったら?」と招待券をもらって高校の同級生と観に行ったのが6代目市川染五郎の『ラ・マンチャの男』。 まぁ、つまらないつまらない(笑)。ずーっと牢屋の中でおじさんが愚痴と妄想を永遠と喋って歌っている。終演後、「つまらなくてごめん」と級友たちに謝った
2021.02.18
山本 充(筑摩書店)/東京芸術劇場『cocoon』
ひめゆり学徒隊に想を得た今日マチ子の漫画を藤田貴大が迫真の演出で舞台化した本作で幾度となく響く「誰も死にたくなんてなかった」という言葉、「死にたくなかった」のはしかし死んでしまった者たちであり、その無念をもう一度舞台上にあらわすことは、能がそうであるように演劇の本質なのだとしたら、一〇年代においてこ
2021.02.20
Eラーニング(日本演出者協会)② ドラマターグ
このシリーズでは、ドラマターグ(ドラマトゥルク)の仕事について詳しく紹介します。聞き馴染みのない「ドラマターグ」と「ドラマツルギー」について、分かりやすくお伝えする全2回の講義形式です。「自覚なきドラマターグ担当が現場にいる」「ドラマツルギーは稽古場にとどまらない」「荷物を持たない人」など、知的好奇