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ぎきょく

中村敏子/ちょっとしたキセキ

ぎきょく

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分類:演劇

作家名:中村敏子

作品名:ちょっとしたキセキ

上演年:2021

作品概要:三年ぶりに母の住む町に帰ってきたももや。久しぶりに行った将棋クラブで執行猶予中のまさおと対戦する。負けた方が勝った方のいうことを聞く賭けをした一戦で負け、まさおのコンビニ強盗を手伝うはめになる。土地勘のある隣町の神社前コンビニを現場としてまさおに提案。実行前に神社に祈願に行く。ところが、襲撃直前になって認知症らしき老婆に遭遇。木下福子という老婆は自分が迷子だという認識もない。面倒をみている最中に福子が大金を所持していることがわかる。持ち逃げしようというまさお。反対するももや。そこに今度はももやの幼馴染がっちゃんが通りかかる。ももやに一緒に帰ろうという。が、まさおと福子をふたりきりにできないももやは首を縦に振らない。がっちゃんは福子とまさおを親子だと勘違いする。突然、福子の頭がはっきりし、約束の場所に連れて行ってほしいと言い出す。ひとりで大丈夫というまさおを尻目に、4人の方がにぎやかで楽しいという福子の一言で、ももやとがっちゃんも車に乗り込む。駅前の人だかりが珍しく、ももやを見に行かせる福子。その間、がっちゃんが、ももやと自分の幼い頃のことを話す。夜のパン屋さんの話をするももや。はしゃぐがっちゃん。自分の境遇を話出す福子。目指した約束の場所、高台に到着する4人。不意に花火があがる。喜ぶ福子。福子を送り届けることになり、福子がまさおと親子でないこと、福子が迷子であることをがっちゃんが初めて知る。驚くがっちゃん。がっちゃんも自分が警察官であることを明かす。驚くももやとまさお。すっかりコンビニ強盗をする気が失せたまさおはももやに神社に何を願ったか聞く。「キセキ」と答えるももやであった。

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