ぎきょく

秋浜悟史/幼児たちの後の祭り
分類:演劇
作家名:秋浜悟史
作品名:幼児たちの後の祭り
上演年:1968
作品概要:「幼児教育の研究会をひらいている一連がある。彼らは、ごっこ遊びを追いながら、つい自分も幼児だと錯覚してしまうようだ。錯覚が、錯覚を解き放つ。思い出を等しくする過去が、同一地平に抱き寄せられ、共鳴狂乱する。彼らは、あの激闘の学生時代から、集まりを連綿とつづけてきているらしい。しかも、どこまでも拡大するごっこ遊びへの傾斜振りから窺うと、彼らの背景には演劇集落もけっして無縁でなかろう。近い昔、彼らは過去巡りを商品化しようと計ったことさえありはしなかったか。どうにも、そのための宣伝キャンペーンの名残りに見えなくもないのだが。」(戯曲冒頭より)
戯曲デジタルアーカイブで見る