ぎきょく

唐十郎/ジャガーの眼
分類:演劇
作家名:唐十郎
作品名:ジャガーの眼
上演年:1985
作品概要:「肉体の一部を追うものはなく、追われようとする一部もない」しがない青年しんいちが肉体市場で角膜を購入し移植したことから始まる。その角膜がかつての持ち主の恋人のくるみを呼び寄せ、青年を平凡な日常から冒険的な非日常へと導く。サンダル探偵社の田口は助手くるみの依頼を受け”幸せのリンゴ”を追って路地に立つ。{この路地に来て思い出すあなたの好きなひとつの言葉死ぬのは皆他人、ならば生きるのも皆他人、死ぬのも皆他人、愛するものも皆他人、覗くのは僕ばかり、そこに見てはいけない何があるのか}さあこの路地を抜けてみよジャガーの眼に射抜かれて。
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