えいぞう

維新派/台湾の,灰色の牛が背のびをしたとき
分野:演劇
上演団体:維新派
作品名:台湾の,灰色の牛が背のびをしたとき
上演年:2010
作品概要:【Story】 多くの島が広がるアジアの海,多島海。その南の海から,島づたいに日本にたどり着く道を,「海の道」と呼びます。 それらの島々を舞台にして,日本から東南アジアへ渡った人々,アジアから日本へ渡ってきた人々にまつわる様々な逸話をもとに,「20世紀の海の道」を描きます。 【Note】 〈彼〉と旅をする20世紀三部作の最終章となったアジア篇は,維新派史上最大の野外劇場にて上演。 劇場や舞台セットだけではなく,客席へとつながるゆるやかな長い坂道のアプローチも作ることで,全長100m以上,丸太4000本を使った,造形的な野外劇場が,瀬戸内海の犬島に出現した。『カンカラ』以来8年ぶりとなる犬島での公演は,島から島へ,島づたいに続いていく海の道を経て,アジアの多島海へ連なるイメージを作り上げた。
Japan Digital Theater Archives(JDTA)掲載