1. HOME
  2. えいぞう
  3. リミニプロトコル/カール・マルクス:資本論、第一巻
えいぞう

リミニプロトコル/カール・マルクス:資本論、第一巻

えいぞう

81

分野:演劇

                 

上演団体:リミニプロトコル

https://www.rimini-protokoll.de/website

作品名:カール・マルクス:資本論、第一巻

上演年:2009

作品概要:研究者、活動家、学生、 旧東ドイツの市民など、国籍も職業もさまざまな人々がその実人生と『資本論』とのかかわりについて語るパフォーマンス。ステージには大きな本棚(そこには大量の「資本論」文庫版が並ぶ)が設置され、出演者はその中に腰掛けたり、時には棚から顔だけ出したりと、常にリラックスしたムードを漂わせている。ギャンブル依存症患者や投資詐欺で訴えられたコンサルタント、政治犯を父に持つマルクス研究者……彼らに共通のイデオロギーはなく、『資本論』との関係の深さも一定ではない。しかし、ざっくばらんな「語り」の集積はそのまま、この書物の普遍性や大きな存在感の証しともなった。「資本論」がなければこの舞台に立つことさえなかった人たちの生の言葉、佇まい。そのリアルに触れながら、私たちは「資本論」とは、また「資本主義」とは何かという抽象的な問いをいつになく身近に感じたのだった。(F/T09:Documentsより転載)

Japan Digital Theater Archives(JDTA)掲載

     

     

クレジット:(photo)石川純