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えいぞう

飴屋法水/転校生

えいぞう

1450

分野:演劇

                 

上演団体:飴屋法水

作品名:転校生

上演年:2009

作品概要:ひな壇状の空間。縄跳びやダンスなど女子高生たちが思い思いに遊び,そこに時報音,胎児の超音波画像,鳥のさえずりなどが重なっていく。平田オリザの戯曲「転校生」を,マルチクリエイター・飴屋法水は,「本物の女子高生を演者にする」リアルと,「時空を超越した空間で演じる」フィクションの両面から立ち上げた。女子高生の日常に風穴を開けるのは,転校生を名乗る初老の女性。他愛もないお喋りの合間に,社会の不平等と不条理,生命の始まりと終わりを示すイメージが挟まれ,彼女たちの日常は次第に不安定な様相を呈する。だが,ラストに並んで手を繋ぎ,「せーの」の掛け声と共に飛び跳ねる女子高生の肉体と,その振動によって,舞台は再び強いリアルを取り戻すのだ。もし明日が来なくとも,今は確かに生きている。その痛いほどの切なさと愛おしさが,彼女たちの跳躍からあふれ出す。(F/T09:Documentsより転載)

Japan Digital Theater Archives(JDTA)掲載