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えいぞう

SPAC−静岡県舞台芸術センター/マダム・ボルジア

えいぞう

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分野:演劇

                 

上演団体:SPAC−静岡県舞台芸術センター

https://spac.or.jp/

作品名:マダム・ボルジア

上演年:2019

作品概要:男たちの陰謀と嫉妬,渦巻く憎悪に翻弄されながらしたたかに生きる女——。ルネサンス期のイタリアに実在し,かのヴィクトル・ユゴーが描いた稀代の悪女,ルクレツィア・ボルジア。人を殺めることも厭わない鬼女の顔に,生き別れた息子を想う母の情愛が見え隠れし…。オペラでも知られるルクレツィアの物語を,宮城は大胆にも同時期の日本,すなわち戦国時代後期に置き替えました。舞台は駿府城公園,群雄割拠の戦乱を逞しく生きる男たちは時にきらびやかに着飾り,風流踊りに興じます。華やぐ空気の裏で陰謀はめぐり,手に汗握る修羅場が次なる修羅場を呼び,愛憎の底へと燃え堕ちていく…。祝祭音楽が彩る痛快スペクタクル,SPACの野外劇にどうぞご期待ください。 <あらすじ> とある宮殿のテラス,仮面舞踏会でルクレツィアは手許から離した息子ジェンナロを偶然にも探し当て,母であることを隠したまま,ジェンナロの未だ見ぬ母への想いに耳を傾ける。しかし,ボルジア家に恨みを持つジェンナロの友人達からひどい仕打ちを受け,その場で気を失う——。屈辱を晴らすべくルクレツィアは青年らを自国に呼び寄せ,復讐の夜宴での毒殺を企てていた。ある日,ボルジアの宮殿の紋章を汚すいたずら事件が起き,ルクレツィアは夫アルフォンソに犯人の死を誓約させるが,捕らえられたのはジェンナロだった…。

Japan Digital Theater Archives(JDTA)掲載

     

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観劇三昧

     

クレジット:(宣伝美術)NOSIGNER株式会社,(イメージ写真)加藤孝