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2021.02.18
1980年代の終わりころ、初めてダムタイプの『Pleasure Life』を観たときの衝撃は忘れられない。先端技術をエレガントに使いこなしながら、エッジの効いたコンセプトを作品に美しく結晶化させるセンスの良さ。美術、ダンス、音や照明が一体となった、新しい表現の誕生に瞠目させられた。
それに続く作品が
2021.04.17
文学座のレパートリーは別役実から始まる不条理劇の系譜がある。名古屋を拠点に活動する劇作家・佃典彦の戯曲を松本祐子が演出した。ヌラクラと優柔不断家に生きてきた息子と、“脱皮”を繰り返して若返っていく父親の物語。老いた父親は認知症のようだったが、その姿が若返るたびに息子は父親がどんなふうに生きてきたかを
2021.02.28
フード・テキスト・写真:土谷朋子(citron works)
ヨーロッパ企画の作品に漂う 学生時代の部室だろうが、宇宙だろうが、どこかの道だろうがどうにも変わらぬ「すぐその辺り」の距離感。 いまや画面の向こうもシンギュラリティさえもうすぐそこだ。こうなってくると東京