えいぞう

世田谷パブリックシアター/現代能楽集�、 『奇ッ怪 其ノ弐』
分野:演劇
上演団体:世田谷パブリックシアター
作品名:現代能楽集�、 『奇ッ怪 其ノ弐』
上演年:2011
作品概要:集落の神社に,神主の家族である矢口が訪れる。 矢口はそこで,社に住みつく山田という男に出会う。 そこに村の再開発を計画する業者の橋本と, その為の調査を請け負った地質学者の曽我が現れる。 山田も橋本も,かつての神主である矢口の父親を知っていた。 ガスの流れに足止めされた三人に,山田は物語を語り始める。 社の周りには,口を利かない浮浪者の様な者がうろついていた。 彼らは自らの死を自覚できない亡霊ではないかと,山田は話す。 矢口が故郷に戻ってきたのは,最近父親の霊を見るからで,その意味を知りたがっていた。 亡霊のうろつく廃墟と化した故郷を前に, 矢口は山田の語る物語を聞きながら,自分のすべきことを考える。
Japan Digital Theater Archives(JDTA)掲載