1. HOME
  2. えいぞう
  3. ナイロン100℃/ちょっと、まってください
えいぞう

ナイロン100℃/ちょっと、まってください

えいぞう

46

分野:演劇

                 

上演団体:ナイロン100℃

https://sillywalk.com/nylon/index.html

作品名:ちょっと、まってください

上演年:2017

作品概要:「無いみたいなんですよ、手も足も、顔も胴体も……」 確かなものはなにもない。 別役実×ルイス・ブニュエルを意識した果てなく更新され続ける言葉と世界。 ケラリーノ・サンドロヴィッチが放つ不条理演劇の最新形! 賛成派と反対派のシュプレヒコールが遠くに聞こえる中、物語は始まる。 とある洋館に暮らす金持ちの一家。その中では父親(三宅弘城)と母親(犬山イヌコ)、そして息子(遠藤雄弥)と娘(峯村リエ)が、今日も退屈な会話を繰り返している。家族の会話は常に噛み合わず、家族に仕える2人の使用人(マギー、小園茉奈)の様子もどこかおかしい。 そこに仕立て屋の娘を誘拐した犯人から、身代金を要求する間違い電話が。父親は代わりに身代金を払ってやるように言うのだが、その電話は、退屈な日常を過ごす父親に、日記に書く材料を与えるため、息子が男の使用人にかけさせたものだった。そして、この家は借金まみれで、もはや金などないことが明らかになる。 その洋館の前に佇む、隣町からやってきた乞食の兄妹(大倉孝二、水野美紀)。妹は会ったこともないこの家の息子と結婚すると言い、その姿を確認してもらおうと兄を電信柱によじ登らせ、自分は窓から洋館に入っていく。残された兄は、あとからやってきた乞食の父親(みのすけ)、母親(村岡希美)、祖母(藤田秀世)と庭に住み着き、出来事の時系列を無視して絵ハガキを配達する郵便配達(廣川三憲)と一緒に、男の使用人を困惑させる。 一方、窓から洋館に入った乞食の妹は、金持ちの婚約者(木乃江祐希)を押しのけて妻となる。だが、思想の違いを理由に別れて金持ちの父親と結婚。居場所を失った妻と息子は家を出て、息子は反対派の市民運動家となる。そして乞食一家は洋館で暮らし始めるが、この家が借金した金は男の使用人に横領され、罪人名簿に偽の署名を書かれた金持ちの父親は、警察課長(廣川三憲)により死刑を宣告されるーー。

Japan Digital Theater Archives(JDTA)掲載