
KERA・MAP/グッドバイ
分野:演劇
上演団体:KERA・MAP
作品名:グッドバイ
上演年:2015
作品概要:多くの愛人たちに告げる「グッドバイ」ー
昭和23年を舞台に,不埒な色男と怪力大食いの美女が巻き起こす恋愛狂騒劇(スクリューボール・コメディ)!!
昭和23年の春。GHQ占領下の東京。文芸雑誌『オベリスク』の編集長,田島周二(仲村トオル)は,編集の仕事の傍ら,闇商売の手伝いで大儲け。複数の愛人を持つ生活を送っていた。
だが,葬儀の席で文士の連行(山崎一)と再会した田島は,岩手に取材に行く連行に,疎開中の妻・静江(水野美紀)と娘。幸子(池谷のぶえ)の訪問を依頼。愛人と別れ闇商売を辞め,妻子を呼び戻し本業に専念するつもりだと打ち明ける。
すると連行は,すごい美人を嘘の女房にして愛人たちを訪ね,「グッドバイ」を告げて回れと提案。提案に乗った田島はかつぎ屋の永井キヌ子(小池栄子)に嘘の女房役を頼み,まずは美容師の青木保子(町田マリー)と別れる。
次に画家の水原ケイ子(夏帆)を訪ねるが,ケイ子の兄・健一(野間口徹)がいたせいもあり,別れを切り出せない。
数日後,静江からの別れの電報で胃痛を起こした田島はキヌ子に助けられ,主治医で愛人の大櫛加代(緒川たまき)のもとへ。そして紆余曲折の末,加代からも別れを告げられてしまう。
さらに編集部へ戻ると,ケイ子からの別れの伝言が。部下の清川(萩原聖人)は編集に集中するように訴えるが,意気消沈した田島は仕事を放り出し,そのまま帰宅。すると田島の家の電話が鳴る。
それは4人目の愛人である。草壁よし(門脇麦)が,かっぱらいで捕まったという警察からの連絡だったーー。
Japan Digital Theater Archives(JDTA)掲載
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