えいぞう

劇団1980/絵解き 因幡国曳き説話
分野:演劇
上演団体:劇団1980
作品名:絵解き 因幡国曳き説話
上演年:1991
作品概要:「鳥取」が「島根」だったころ…。明治4年,明治政府は版(土地)籍(人民)奉還の具現化を目指し「廃藩置県」に踏み切った。藩は県と改められ,全国に3府302県が誕生,同時に鎌倉幕府開闢以来670年余に及んだ封建制社会は終わり,日本という「国家」を母体とした国造りが始まった。これは明治の奔流の中で,哀れなほどに奇形化していった鳥取の貧窮士族たちの物語である。藤田傳「日本土民考」シリーズ第3作。 “日本の放浪芸”を取り入れた唄入り鳴り物入りの賑やかな舞台で,近代化という国策から抜け落ちた隙間に見え隠れする「日本」を語っていきます。
Japan Digital Theater Archives(JDTA)掲載