えいぞう

一般社団法人演劇集団ワンダーランド/からくり儀右衛門 技術で明治維新を支えた男
分野:演劇
上演団体:一般社団法人演劇集団ワンダーランド
作品名:からくり儀右衛門 技術で明治維新を支えた男
上演年:2017
作品概要:江戸末期——。田中儀右衛門は,十代前半で既に地元・久留米で「からくり師」として注目を集めていた。彼が,久留米がすりの創始者・井上伝の求めに応じ,花や蝶などの洒落た柄を織り込む技法を開発し,地元産業の発展に貢献したのが十五歳のときだった。発明の面白さに魅了された儀右衛門は,からくり人形を見せる見世物小屋の興行師として大阪で活躍する。 その後,大塩平八郎と出会い,〈仕事の使命〉に開眼する儀右衛門。だが,その出会いは儀右衛門の運命を大きく変えていく…。佐賀藩,久留米藩に戻り,蒸気機関,アームストロング砲などの開発に携わり,技術で明治維新に貢献する。明治以降は政府の要請に応え,西洋技術の国産化を推進し,東芝の前身をつくるに至る,田中儀右衛門の生き様を描く。 作品は実話を基にしたフィクションです。
Japan Digital Theater Archives(JDTA)掲載