えいぞう

ワンツーワークス/死に顔ピース
分野:演劇
上演団体:ワンツーワークス
作品名:死に顔ピース
上演年:2011
作品概要:人の死を看取る日々を送る看護師の「楠美」はある日,自身が肺癌の末期であることを知る。直ちに入院を強いられるが,そう長くない余命であることを悟った楠美は家に帰ることを願う。その思いを汲んで楠美の母は「末期患者の在宅医療」を専門とする医師「渡良瀬」に娘の治療を託すのだが,渡良瀬は「医療に笑いを」を信条に,コスプレ姿で往診に来たりする「変わり者」だった。楠美の家族戸惑うが,やがて患者を第一に思う渡良瀬の思いに触れ,最後まで楠美を自宅で看取ることを決意する。——「笑って。笑って。笑って死んで」。終末医療の在り方を見つめたヒューマン・コメディー。
Japan Digital Theater Archives(JDTA)掲載