えいぞう

一跡二跳/流れる庭−あるいは方舟−
分野:演劇
上演団体:一跡二跳
作品名:流れる庭−あるいは方舟−
上演年:2008
作品概要:舞台は,ある地方都市。市の中心を流れる大きな「三宮川」が次第に水かさを増している。市の防災対策課では避難勧告の決断が下せない。やがて支流が氾濫,やがて一気に水かさを増した三宮川が決壊し,市役所へとあっという間に押し寄せてくる……。 「災害対策の危うさ」をベースに描きながら,「非常事態が迫っていることを人はなぜ実感できないのか」「その想像力の欠如の原因となっているものは何か」。自然災害を目の前にしながらもなかなか行動を起こせないて人々を描く中で,「報道の信憑性」「群集心理に左右される怖さ」「自分の命を守ることにルールはあるのか」といった問題も浮かび上がらせていく。
Japan Digital Theater Archives(JDTA)掲載