えいぞう

一跡二跳/アジアン・エイリアン
分野:演劇
上演団体:一跡二跳
作品名:アジアン・エイリアン
上演年:1998
作品概要:霊安室前。ある男女が交通事故で死んだ。知らせを聞いて「境田」は病院に駆けつる。女は境田の妹、男は境田の会社の後輩「岬邦彦」、岬は妹の婚約者でもあった。ところが霊安室に岬の姉だという女が現れて遺体を確認し、「あれは弟ではない」と言う。不安と疑念が渦巻く中、やがて死んだ岬邦彦は名前も本籍もすべてデタラメだったことが判明、戸籍を買っていた事実が浮かびあがる。――この国において「私が私であることの証明」は何に求めればよいのか。染み出して舞台上の床全面に溜まっていく「認知されない水」を象徴的に使い、「日本人とは?」を斬新な視点で描いた野心作。
Japan Digital Theater Archives(JDTA)掲載