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読みもの
2021.02.18
この作品を 見たのは14年も前のことなので正直作品の詳細は忘れているが、 岡本真理子というダンサーの佇まいはすぐに思い浮かべる事ができる。
彼女の一挙一動を、正確に言うならば一挙一動が起こる前の瞬間の彼女の体内のさざめきのようなものを、息を潜めて見つめていた。
彼女のダンスを観る時はいつもそう。
2024.02.16
2023年12月20日(水)21日(木)、ロームシアター京都、京都市勧業館で「EPAD Re LIVE THEATER in Kyoto~時を越える舞台映像の世界~」が行われた。
舞台映像上映会およびトークセッションが行われた2日間をレポートする。
(取材・文:北原美那/撮影:吉見 崚)
舞台関係
2021.04.17
文学座のレパートリーは別役実から始まる不条理劇の系譜がある。名古屋を拠点に活動する劇作家・佃典彦の戯曲を松本祐子が演出した。ヌラクラと優柔不断家に生きてきた息子と、“脱皮”を繰り返して若返っていく父親の物語。老いた父親は認知症のようだったが、その姿が若返るたびに息子は父親がどんなふうに生きてきたかを