舞台芸術
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読みもの

2021.02.18
村田 沙耶香(作家)/inseparable 『変半身(かわりみ)』
舞台『変半身』を観たとき、想像のできない光景の連続に驚いた。特に最期の場面を忘れることができない。零れ落ちた言葉の反響、静寂、表情、目に見えなくても存在を感じる遠くの景色、全てが一つになって身体の奥底に流れ落ちていった。たぶん、私の人生に必要な光景だったのだと思う。痛みのある愛おしさが、何度も蘇って
2022.02.23
レポート:「舞台芸術デジタルアーカイブの未来」 〜高音質・高画質は魔法の杖となるか?〜アートキャラバン 8K・空間オーディオ収録舞台の上映+座談会
文:野口理恵 写真:菊池友理 EPADは2021年度アートキャラバン「日本の演劇」未来プロジェクトの収録・アーカイブ、国際交流基金 STAGEBEYONDBORDERSにおける多言語字幕つき配信を協働。2022年1月21日(金)に、寺田倉庫G1-5Fで、高音質(Dolby A
2021.04.17
荒木伸二(映画監督)/イキウメ『散歩する侵略者』
映画館に行って2千円も払えば予算と時間を湯水のように使った完成度の高い作品が見れるのに何ならもっと高いお金を払って私が演劇を見に行く理由の一つは勇気ある挑戦が見たいからです。完成度より大事な新しい何かを発見すること、見届けること。それこそが私の劇場通いのモチベーションです。が、この「散歩する侵略者」