舞台芸術
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読みもの

2021.02.18
谷垣内 和子(日本音楽研究家)/藤本昭子『第17回 藤本昭子演奏会』
藤本昭子は、いま最も注目される地歌箏曲の演奏家である。江戸時代に誕生した地歌箏曲の基本の演奏形式は、箏と三弦(三味線のこと)の弾き歌いである。盲人音楽家が専業としたために、繊細で緻密な表現を発達させた。藤本は、とくに微妙な陰影に富む三弦の響きと広い音域をカバーする艶やかな声の表現に実力を発揮する。
2021.04.17
荒木伸二(映画監督)/イキウメ『散歩する侵略者』
映画館に行って2千円も払えば予算と時間を湯水のように使った完成度の高い作品が見れるのに何ならもっと高いお金を払って私が演劇を見に行く理由の一つは勇気ある挑戦が見たいからです。完成度より大事な新しい何かを発見すること、見届けること。それこそが私の劇場通いのモチベーションです。が、この「散歩する侵略者」
2021.03.28
収録と配信のススメ
EPAD事業では、各団体が持つ公演映像を収集・デジタルアーカイブ化・配信可能化のための権利処理をすることで、舞台芸術を集積し、新たな価値の発掘に取り組みました。 携帯電話などのデバイスが登場し、5Gが開通したことで、テレビ放送やDVDに加え、動画配信で