舞台芸術
未来世界
ETERNAL PERFORMING ARTS
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読みもの

2021.02.18
坂元 裕二(脚本家)/KERA MAP『修道女たち』
七人の女性たちの物語で、全員が同じ黒い修道服を着ていて、しかも全員がバスター・キートンのような白塗りのメイクをしているから顔の判別が出来ない。にも関わらず最初から最後まで登場人物全員ひとりひとりが誰なのかわかるし、それぞれの感情の動きを見逃すことが一度もなかった。そこに驚きました。その要因のひとつは
2021.04.17
唐津絵理(愛知県芸術劇場エグゼクティブプロデューサー/Dance Base Yokohamaアーティスティックディレクター)/笠井叡/魁文舎『Spinning Spiral Shaking Strobe』
スタジオ天使館にてコロナ禍でも継続的に創作を行い、一方で個性的な男性ダンサーを集めた新作を発表したばかりの舞踏の創始者のひとり、笠井叡。20年前に笠井が発表した『Spinning Spiral Shaking Strobe』では、そんな笠井叡と彼に魅了された5名のダンサーが、シンプルな舞台空間を縦横
2021.02.19
架空線のフィクション《戯曲編》
2021年3月11日は東日本大震災と福島第一原子力発電所事故から10年の節目であり、世界中の人が等しく、新型コロナウィルスという災禍と向き合っているタイミングです。 人間はこれまでに幾度も大きな災いに見舞われ、そこから立ち上がってきました。その時生まれた芸術はその人間の営みと感情を刻み、その作品らを