舞台芸術
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読みもの

2021.02.18
片山 正夫(公益財団法人セゾン文化財団理事長)/ダムタイプ『pH』
1980年代の終わりころ、初めてダムタイプの『Pleasure Life』を観たときの衝撃は忘れられない。先端技術をエレガントに使いこなしながら、エッジの効いたコンセプトを作品に美しく結晶化させるセンスの良さ。美術、ダンス、音や照明が一体となった、新しい表現の誕生に瞠目させられた。 それに続く作品が
2021.02.18
徳永 京子(演劇ジャーナリスト)/コトリ会議『晴れがわ』
大きなボールを遠くまで投げるのが主流だった時代から、小さなボールを確実に届けるスタイルに移ってずいぶん経った。コトリ会議は、とても小さなボールを水たまりに落として、伝えたいことを波紋に託す。そんな“かそけき世界”とユーモアと寂しさが、ミルフィーユ状になっているのが特徴だ。この作品では、死ぬのが下手=
【前編】EPADパートナーインタビュー:岡室美奈子(早稲田大学文化構想学部教授・文化推進部参与)
現代演劇、テレビドラマの研究者であり、23年4月まで早稲田大学演劇博物館の館長をつとめた岡室美奈子氏の、舞台芸術のデジタルアーカイブの現状と課題、可能性をテーマにした連続インタビューをお届けする。 (取材・文:北原美那 撮影:土屋貴章) * 岡室氏が2013年から10年間館長をつとめた早稲田大学