えいぞう

こまつ座/うかうか三十,ちょろちょろ四十
分野:演劇
上演団体:こまつ座
作品名:うかうか三十,ちょろちょろ四十
上演年:2013
作品概要:桜咲き乱れる頃,東北の,とある田舎の村はずれ,どこからともなく歌声が聞こえてくる。
弥生のあられ
皐月のつゆは
働き者の味方ども
しゃれた女房と
馬鹿とのさまは
根気がさっぱど
つづかない・・・・・・
白い花びらをつけた桜の木に挟まれたあばら家に住む,賢く美しい働き者の娘ちか。
娘に一目惚れしたとのさまは,お侍医をお供に,桜の木に隠れて様子をうかがっている。
優しいけれども気後れしがちのとのさまは,その想いをなかなか告げることができない。
ひょんな事から,ちかに近づくことができたのだが・・・・・・。
春,花を咲かせ続け何一つ変わらない桜の木の下で繰り広げられる,とのさまによる悪夢のような二十年がはじまる。
Japan Digital Theater Archives(JDTA)掲載