えいぞう

こまつ座/十一ぴきのネコ
分野:演劇
上演団体:こまつ座
作品名:十一ぴきのネコ
上演年:2012
作品概要:「……がさつだったが,
物事すべて明るく輝いていたあの時代。
物資は乏しかったがお互いの間に
優しさが満ち溢れていたあの創世期。
お腹には何も入っていなかったが,
胸にはちきれそうな,理想と希望があったあの頃。」
──あの『キャッツ』がロンドンで誕生する十年前に,井上ひさしが世に送り出した,ネコだけが主役のミュージカル『十一ぴきのねこ』。現代演劇を牽引する長塚圭史が,この作品で井上戯曲を初演出にして初ミュージカルに挑む。音楽は,数々の井上戯曲に名曲を添えた作曲家・宇野誠一郎の楽曲をベースに,荻野清子が新アレンジ。現代日本に対する痛烈な風刺をはらんだ問題作で,北村有起哉,山内圭哉をはじめとする演劇界の猛者どもがネコになる! にゃー!
Japan Digital Theater Archives(JDTA)掲載