舞台芸術
未来世界
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読みもの

2021.02.18
徳永 京子(演劇ジャーナリスト)/チェルフィッチュ『三月の5日間』
歴史の変換点になった作品は複数あるが、2000年代最初は間違いなくこれ。日本の現代演劇は『三月の5日間』以前と以降に分けられる。アーカイブは2004年の初演バージョンではなく2017年のリクリエーションバージョンだが、演出と戯曲の斬新さは充分にわかるはずだし、全体を貫く若さは一層強調されている。ラス
2021.04.17
今井浩一(ライター)/ 文学座『ぬけがら』
文学座のレパートリーは別役実から始まる不条理劇の系譜がある。名古屋を拠点に活動する劇作家・佃典彦の戯曲を松本祐子が演出した。ヌラクラと優柔不断家に生きてきた息子と、“脱皮”を繰り返して若返っていく父親の物語。老いた父親は認知症のようだったが、その姿が若返るたびに息子は父親がどんなふうに生きてきたかを
2021.03.11
舞台作品の配信権利処理の注意ポイント
舞台芸術作品を配信するときに必要なことは、当該作品を構成する各要素を検討して許諾の必要な要素を特定し、権利を有している権利者を洗い出し、各権利者から適切に『配信』の許諾を得ることです。こうした、作品を配信等で利用するために必要な各権利者から許諾を取得するまでの作業を一般に「権利処理」といいます。 演