舞台芸術
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読みもの

2021.04.17
今井浩一(ライター)/ 文学座『ぬけがら』
文学座のレパートリーは別役実から始まる不条理劇の系譜がある。名古屋を拠点に活動する劇作家・佃典彦の戯曲を松本祐子が演出した。ヌラクラと優柔不断家に生きてきた息子と、“脱皮”を繰り返して若返っていく父親の物語。老いた父親は認知症のようだったが、その姿が若返るたびに息子は父親がどんなふうに生きてきたかを
2021.02.18
佐野 亜裕美(ドラマプロデューサー)/ハイバイ『夫婦』
今自分が見ているものに対する感情が脳の中で言語化されるより先に、身体の方が勝手に反応してしまうという経験を初めてしたのが「夫婦」の観劇中であった。 冒頭まだ10分ぐらい、父親が家族の問題を全て無視してテレビに向かって一心不乱に指揮し続けるシーンを観ている時、気付かぬうちに涙が流れていた。ウルッでは
血の池地獄のトマト辛ラーメン
2023.01.04
添加一品#1 阿佐ヶ谷スパイダース「日本の女」
今夜は何を観ましょうか。 再生ボタンを押す前に、パパッと用意します。 お馴染みの一袋の袋麺に、ひとつかそこら追加して 少しだけ特別な一杯を。 (本作はコンビニで都合のできる商品に絞って構成しております) フード・テキスト・写真:土谷朋子(citron works) 阿佐ヶ谷スパイダース「日本の女