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2021.02.18
40年前、演劇業界の伯父から「面白い芝居があるから友達誘ったら?」と招待券をもらって高校の同級生と観に行ったのが6代目市川染五郎の『ラ・マンチャの男』。
まぁ、つまらないつまらない(笑)。ずーっと牢屋の中でおじさんが愚痴と妄想を永遠と喋って歌っている。終演後、「つまらなくてごめん」と級友たちに謝った
2021.03.04
フード・テキスト・写真:土谷朋子(citron works)/ 撮影協力:kyklopsketch
誰かの正義は誰かの不正義。
もはやあたりまえのことなれど、まさにそれに塗れて生きている。
2021.02.18
藤本昭子は、いま最も注目される地歌箏曲の演奏家である。江戸時代に誕生した地歌箏曲の基本の演奏形式は、箏と三弦(三味線のこと)の弾き歌いである。盲人音楽家が専業としたために、繊細で緻密な表現を発達させた。藤本は、とくに微妙な陰影に富む三弦の響きと広い音域をカバーする艶やかな声の表現に実力を発揮する。