舞台芸術
未来世界
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読みもの

2021.02.18
佐野 亜裕美(ドラマプロデューサー)/ハイバイ『夫婦』
今自分が見ているものに対する感情が脳の中で言語化されるより先に、身体の方が勝手に反応してしまうという経験を初めてしたのが「夫婦」の観劇中であった。 冒頭まだ10分ぐらい、父親が家族の問題を全て無視してテレビに向かって一心不乱に指揮し続けるシーンを観ている時、気付かぬうちに涙が流れていた。ウルッでは
2021.02.18
鈴木 理映子(演劇ライター/編集者)/維新派『アマハラ』
アジアと日本の歴史、南洋の島々とのつながりの中にある人々の暮らしのスケッチを通じ、集団と個の関係性を紐解き、「(いま)ここは、どこですか」と問いかける。主宰・松本雄吉の死去後に完成、上演され、晩年の松本の関心を生前よりむしろソリッドに浮かび上がらせた本作は、巨大な廃船を模した舞台越しに望む平城宮跡の
2021.02.20
Eラーニング(株式会社 流)⑥ 映像
アメリカとヨーロッパで20年以上に渡り、ウースターグループやビッグ・ダンス・シアターなどの前衛的舞台芸術グループから、自身の舞台美術部門を含むトニー賞12部門でノミネートされ、5部門を受賞した「ティナ:ティナ・ターナー・ミュージカル」のような大規模ミュージカルまで、プロジェクション・デザイナーとして